文月の、脇役は・・・?

酒の締めには、いいよなぁ・・・。
かんざし職人、貞吉の物言い、
(素直に、美味しいって、言えばいいのにっ)
・・・豆腐と枝豆、オクラの入った、すまし汁。

料理/清水 紀子

7月の脇役は、・・・豆腐と枝豆、オクラのすまし汁☆

<材料(2人分)>

豆腐と枝豆、オクラのすまし汁・材料

  • 豆腐………1/2丁
  • オクラ………1本
  • 枝豆………6~7さや
  • ショウガ………1片(1片は、親指の1関節分程度)
  • だし汁………300ml
  • 塩………小さじ0.5弱

<作り方>

①.豆腐は水切りしておいて、オクラと枝豆は、別鍋で茹でておく。

豆腐と枝豆、オクラのすまし汁・豆腐の水切りの様子

②.小鍋に、だし汁と塩を加えて火にかけ、煮立ったら火からおろす。

③.お椀に豆腐を入れて、小口切りにしたオクラと、サヤから出した枝豆をのせて、だし汁をはる。

最後に、おろしショウガをのせる。


「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

こちらのコーナーでは、汁物を敢えて「脇役(!)」として、ランダムに毎月ご紹介をしていきますので、どうぞお楽しみに!

枝豆畑

記念すべき第一号は、旬のオクラと枝豆を、・・・さらに栄養のある、豆使い。
「豆腐と枝豆、オクラのすまし汁」でございます~☆

・・・今では、馴染み深いオクラさん。
実は、今のように、そちこちに出回るようになったのは、1960年代に入ってからの事なんだとか★

・・・その原産地は、アフリカだと言いますから、オクラさん。
暑い国のお生まれなので、寒冷な土地では実は、全く成長が出来ない(!)という・・・なんとも、ヒヨワ(?)なお方なんですって、逆に驚いてしまいますよね★

亜熱帯なお土地柄では、多年草として、スクスクお育ちになれる・・・オクラさんですが☆
この寒き日本では、がんばっても1年草(!)
ちょっとでも霜に当たってしまうえば、即座に枯れてしまうという・・・とにかく、亜熱帯なお方なのだと言いますから、作物として育てておられる方には要注意です!

・・・はてさてオクラさんが、日本にやって来られたのは幕末の頃なのだそう。

オクラの花

やっては来られたんですが、当時の日本の世の中とは、やれ攘夷だなんだと、とにかく騒がしく・・・★
・・・あまり構ってももらえない世の中であったようで、日陰の身として、ひっそりとお暮らしに。

それが、ようやくに陽の目が見れたのが、明治に入ってからだとか。
・・・それでも当時は、観賞用(!)としての立場ばかりを求められ。 (>_<)
野菜としての魅力はなかなか、日本の皆さまには、感じては戴けなかった・・・。

それが昨今の健康ブームで、今や女性に人気だというから、本当にオクラさんも、出世をされたものですよね。 (´_`。)

ネバネバ、ヌルヌル食材の・・・オクラさんと。
枝豆は、大豆に育つ前にサヤごと刈り取られて収穫されたモノですし、そこへお育ちになった「大豆さんから、作られたという、お豆腐」が入っております・・・。
・・・どれを取っても、健康効果の高い食材の、オンパレードのお吸い物ですよね。
しかも豆には、食物繊維も多く含まれていると言いますから☆
・・・何だか、嬉しい限りですよね。 (〃∇〃)

夏に熱々では、ちょっと切ないので、「日本料理には、よくある技法」との事で、素材だけをお椀に盛ってから、だし汁をはるという調理法にされたのだと、お伺いしました。

文月のお膳

鍋一つに総てを煮立ててしまえば、素材の味が全て混ざってしまいます。
ところが、この方法でなら、一つ一つの味も際立ちます♡

パンチの効いたショウガの効果で、その温かさもあって、血行までもスムーズに。
・・・この時期、疲れ気味の身体にやさしく効いて・・・癒やしてくれる。
そんな温もりも感じる、優しいお汁です。 (^_^)/

■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
「カンパチ入れずに、オクラいり(?) 粋じゃないかね、日本人★」~旬エッセイ・2015

<2017.7.17更新>

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