長月の、主役は・・・?

秋の宵、茶碗に盛り込む、この香り
これは、私が採ったのよ、
腕自慢が、食卓を彩る、
今夜はうれしい、焼きキノコごはん♡

料理/清水 紀子

9月の主役は、・・・焼きキノコごはん☆

材料作りやすい分量>

焼きキノコごはん・材料

  • シメジ………中1パック
  • マイタケ………中1パック
  • えのきだけ………中1パック
  • 米………2合
  • だし汁………400ml
  • (a)酒………大さじ1
  • (a)しょう油………大さじ1.5
  • 塩………小さじ0.25

作り方>

①.米は研いで、分量のだし汁を注いでから、30分以上置いておく。

②.キノコ類は石突を落として、食べやすくほぐす。

③.①に(a)を加えて、釜を大きく回わし混ぜて調味料を馴染ませたら、普通に炊く。

焼きキノコごはん・工程

④.フライパンをアツアツに熱しておき、マイタケとシメジを加えて、時々かき混ぜながら焼き色がつくまで素焼きにして、塩を振る。
エノキダケも、同様にする。

⑤.炊きあがったら、④をのせて蓋をし、15分程蒸らす。

⑥.蓋を取って、ざっくりと全体を混ぜ合わせる。

※まずは炊きたてをそのまま♪
※お次はお茶を注いで、スダチを絞ったお茶漬けにしても♡


「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

お米の国、ニッポン!・・・ではありますが。
こちらのコーナーでは、主食を敢えて「主役(!)」として、ランダムに毎月ご紹介をしていきますので、どうぞお楽しみに!

スーパーで、通年で流通しているキノコ類です☆ (^_^)/
・・・秋ともなれば、見慣れてはいてもやっぱり(!)
季節を感じたくて、食べたくなってしまう・・・キノコって、そんなアイテムでもありますよね。

今回のレシピでは、あえて炊き込みにしてのご紹介では、ありません(!)
香ばしい香りにスダチ使いで、「キノコの和で、大人な食べ方・・・☆」での調理法で、ご提案して下さいましたっ。
焼きキノコご飯でありまする~っ☆ o(^▽^)o

・・・ところで、お江戸の頃にも遡れば・・・江戸人です。
「キノコ狩り」といえば、庶民はもとより、身分を問わずに楽しめてしまうというイベントで、交流の場としてもまた、大・活躍(!)
個人はもとより、仲間で集っては里山へと、繰り出しては楽しむという・・・気軽な遠足としても、大人気でした。

・・・でもでも困った事には、素人さんにはなかなかに、食べられるキノコと、毒キノコとの判別が付きにくい(!)のがやっかいなところだったのです・・・★ (´_`。)

ところが、江戸人!
フグの毒(!)に対してもそうだったそうなんですが、
「食べて指先がしびれないようでは、茸を食べた甲斐がない!」
などいう不逞な輩も、多く出没★★★

・・・そういえばたしか、高校の時の授業でだったでしょうか・・・。
こんなお話を、聞いたことがあります。

フグを食べて死んだ人というのは勇気がある。
・・・それも、食べてただ死んだだけでななく、例えば息絶える時に・・・。
あぁ、あの部分を食べたからいけなかったのだ(!)・・・と、言い残したから・・・」

そして、そういう冒険者が数多くいたからこそ(!)
・・・今では、安全にみんながフグを食べられる時代になったのだよ・・・と。
そう仰ったんですが、ほんまかいな・・・という感もあります・・・★ (^▽^;)

ちなみに平安末期の文献になる「今昔物語」でも、毒キノコに関する記述はあります。
・・・また、テレビでもたまに話題に上りますが、かの有名(?)な笑茸(わらいたけ)の話やら、中毒死の記述だって、それから続いて、そこそこに話題にあがっております。

・・・それでも、果敢にも挑戦し続けた日本人たち・・・★
特に椎茸は、毒キノコのツキヨタケにとても似ていたので、危険性が高かったのだとか・・・(!)

・・・天然モノより、それはやはり「食べられるキノコを栽培」した方が、安心でお気軽・・・☆
あえて危険を冒すよりも、そう考えるようになっていったのは、ある意味自然な流れだったのだと思われます・・・☆

なにしろ日本人は、焼き畑農業の時代から「椎の木が枯死すれば、茸が生えてくる」のを知っていましたから。 (‘_’)
・・・なので天城山一帯の辺りは、「キノコ栽培・発祥の地」といっても過言ではないそう★

まず、秋に伐採しておいた樹木に、鉈(ナタ)で刻みをつけてから菌を植え付けます。
・・・こうして収穫されたキノコ達は、後に乾物(つまり、干しシイタケ)にもなって、清国への貿易品などとしても、大活用をされました♡

さて、そんな・・・キノコさんたちですが。
旨味に風味のダブルパンチで、その歯触りにこそ、価値があるっ!!! (^_^)v
ローカロリーなのに、食物繊維が豊富(!)なので、食べればお腹の中でふくれて下さり、その満足度も高いのが嬉しいところ・・・☆
・・・しかも、身体の中の毒素なんかを排出して下さるという、デトックス効果までも効果ができてしまうという、スーパーアイテムでもあるんです・・・♡

ちなみに今回の調理工程では、「エノキだけ、他のキノコと別に焼き付けている」のですが・・・。
お聞きした処、エノキは他のキノコに比べて細すぎて、一緒に焼いてしまうとミジメにも、先にフライパンに焦げ付いてしまうという危険性を回避するためなんだそう・・・★ (^_^;)

・・・見た目にはボリューミーなこの・・・キノコご飯も、この調理法で楽しむなら、実はゴハンが控え目であって、実にヘルシー!
広がる香りがしみじみ、秋を感じさせます・・・☆

大人な味わいの焼きキノコごはん、いかがですか?
この機会に、ぜひぜひお楽しみ下さいませ。 (^_^)/

■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「キノコに秋味、日本人」~旬エッセイ・2013

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