霜月の、主役は・・・?

座ってみれば、すぐに出る!
・・・一品きりだが人気の品だ、さてもう一歩きしてみるかい?
茶店の名物、納豆の入ったとろろごはん。

料理/清水 紀子

11月の主役は、・・・納豆とろろごはん☆

<材料(作りやすい分量)>

納豆とろろごはん・材料

  • 米………1.8合
  • 押し麦………大さじ2
  • 水………450ml
  • 納豆………2パック
  • 山芋………100g
  • (a)だし汁………大さじ2
  • (a)しょう油………大さじ1
  • 青のり………適量

<作り方>

①.米は研ぎ、押し麦を加えて分量の水を注ぎ、30分以上浸水したら普通に炊く。

納豆とろろごはん・工程1

②.(a)を合わせ、「糸を引くまでよく混ぜた納豆」と「すりおろした山芋」にそれぞれ、適量ずつ加えて混ぜる。

納豆とろろごはん・工程2

③.茶碗に麦ごはんをよそい、②の納豆と山芋をかけ、青のりをふる。


「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

お米の国、ニッポン!・・・ではありますが。
こちらのコーナーでは、主食を敢えて「主役(!)」として、ランダムに毎月ご紹介をしていきますので、どうぞお楽しみに!

奈良時代からもう、すでに食べられていたという麦飯です!
「ばくはん」とも呼ばれていたそうですが、大麦と米との割合はいえば!
・・・料理書によると、麦1升(つまり、10合)に対して、米三合!の割合であったとも・・・。
おぉ、この当時の麦飯って、ホントに麦飯だったんですねぇ~、まぁびっくり★ (^▽^;)

一口に麦飯と言っ3ていますが、大麦を使っていたそうです。
・・・たしかに、五穀豊穣3色おむすびでもご紹介をしていますが、日本は古来より大麦を多く食べてきた国なんですよね。

五穀豊穣3色おむすび

・・・何でも「えまし(咲)麦」と呼ばれる方法で使うか、はたまた挽き割り麦で用いていたとも・・・資料に。 (‘_’)
つまりは麦を、「水に漬けてふやかすか」するか、または「煮ておく」か。
・・・こうして柔らかくしておいて、粒に割れ目が出来た処で、今度は粘り気がなくなるまで洗ってから、米に混ぜ込んで炊いていたそう。 (-_-;)

3今の時代からすると、「米のかさ増し」と言うよりも、「あんまり麦ばっかり(!)というのも何なので、ちょっと米を入れてみました?」的なメニューに見えますよね・・・★

昭和30年代の風景

さて、糧飯(かてめし)にも種類は色々ありますが、特に麦飯は、昭和30年代頃までの日本では、一般のご家庭でフツーに食べられていました(!)
・・・現代のように、健康に良いから加えていたという訳ではなくて、そうするのが当たり前という時代だったそう。 (゜_゜ )

ちなみに昨今スーパーで売られている「押し麦」とは、大麦を1度蒸し上げてから、柔らかくなった処をローラーで引いて平たくした(!)・・・というシロモノです。

麦を特に何もしないで炊き込むと、とにかく皮が固くて食べるのに難儀をするのだとか。
・・・なので、こういった工程を踏むことで、麦自体も給水がし易くなりますし、食べやすいのはもちろん!
消化も良くなるという訳で、すべてにおいて良いとこ取りなんです♡

・・・こうして「麦飯」にしてしまえば、食物繊維も増えてビタミン倍増♡
腸内フローラが元気になるので、体質改善はもちろん、免疫力に代謝も上がるし、美肌にまでも効果あり!

また上にかけるトロロさんにも、消化を助けて下さるパワーがあります(!)
・・・滋養強壮に健胃にも良いという事で、これだけでも食べてみる価値があると思います。

そこへ持って来て、さらには大豆が原料の発酵食!
栄養満点の納豆さんまで肩を並べて参加をして下さっているので、役者が3人揃い踏みで、身体に良いこと、この上なしっ!

霜月のお膳

風味豊かな青海苔がまた、食欲をそそります。
・・・そんな健康効果を感じつつも、栄養満点、ビタミン満点の納豆とろろごはんはいかがでしょうか。
古来より、日本人の健康の守護神ともいえるこの一品をぜひ、お楽しみ下さい。 (^_^)/

■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「スズキはめでたし、山芋は?縄文からだよ、日本人」~旬エッセイ・2014

<2017.11.20更新>

 

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