師走の、魚料理は・・・?

くつくつ煮える、鍋の音。
ほんわり香るよ、鼻をくすぐる、・・・えぃっ、楽しみじゃぁねぇかっ、
みんな待ってる、ブリ大根。

料理/清水 紀子

11月の魚料理は、・・・ぶり大根☆

材料(2人分)>

ぶり大根・材料

  • 大根………400g
  • ブリ………2切れ(200g)
  • (a)昆布………5g
  • (a)ショウガ………少々(スライス2枚分)
  • (a)酒………大さじ3
  • (a)しょう油………大さじ3
  • (a)みりん………大さじ1.5
  • (a)砂糖………大さじ1.5
  • (a)水………1と1/3カップ(1カップは200cc)
  • 柚子の皮………適量

作り方

①.大根は、3cm厚さの半月切りにし面取りをしたら、たっぷりの米の磨ぎ汁で柔らかくなるまで(20分程度)下茹でする。

ぶり大根・大根の下茹で

②.ブリは1切れを3等分し、(a)を煮立てた鍋に入れて3分ほど煮る。

③.①の大根をさっと水で洗ってぬめりをとり、②に加える。
落し蓋をして、10分程煮る。

④.大根を先に取り出して火を強め、ブリを更に数分煮立て、程よい色合いになったら火からおろす。

⑤.大根とブリを器に盛り、ゆずの皮の千切りと、あれば茹でた青菜を添える。


「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

こちらのコーナーでは、魚料理をランダムに毎月ご紹介をしていきます。
どうぞ、お楽しみに!

「おめでたい魚」は、関東ではですが。
・・・関西では、ブリ!
共に「年取り魚」としての名を、欲しいままにしておられる、お方です・・・。

「旬食材が、ブリに大根」であるならば、そこに来るお魚のメニューと言えば「ブリ大根☆」でしょう~♪
・・・という事で、あっさりとメニューが決まりかけた処なんですが・・・うーむ★
「ブリ大根って、どこで食べても味付け濃いめで、コッテコテ(!)な感じが今一つ・・・」
何となく、首を縦に振れない・・・私です。 (^^;)
そこでこの度は、 「気軽にチャレンジができて、あっさり美味しいブリ大根を目指しましょお~♡」というのを1つテーマに・・・清水先生にお願いする事となりました。

・・・はてさて、お江戸の頃にまで遡りますと・・・ブリさん。
おめでたい魚であったのは西の方でだけ(!)で、お江戸の魚貝の番付としては「下魚扱い!」だったとか。 (゜_゜ )

・・・お江戸の人達って案外、例えばカツオでも、「脂の乗った戻りカツオ☆」よりも、まだ「サッパリとした味わいの、初カツオ☆を好んだ」ようなので、脂の乗りまくった・・・ブリさんは、ぜんっぜん(!)人気がなかったそうで・・・。 (>_<)

そんな・・・ブリさん、お魚番付で肩を並べているのは、黒鯛さんはともかくとして、ドジョウに生鯖、マグロの類いだったりするものだから、果たして・・・おやおや★★★

でもでもっ、ブリさん!
その脂肪分は何かといえば、「サバをもしのぐぞっ!」と言われておられるお方ですっ!
・・・何しろ、寒い海中を行くお魚の脂肪分っていうのは、動物系よのそれよりも、固まりにくいのだ・・・と、資料にあります。

・・・なので、血液サラサラ効果のEPAやら、老化やボケ防止に効果のあるDHA!
また、タウリンなんかも豊富に含んでおられるので、動脈硬化や眼精疲労にまでも、一役買います!

ちなみに、こちらのタウリンさん
背骨に近い、赤黒い(つまり、血合)部分に、多く含まれているのだそうです。

・・・そこにまたこれが、食物繊維がたっぷりっ!
高血圧にまで、そこのけ(!)な効果のある・・・大根さんとの組み合わせ・・・なんですが★
「美味しく作るコツ」の一つにはまず、「大根の下茹でが肝心!」な・・・処でしょうか。

大根の、下茹で・・・★
ついつい、どーでも良くなりそうな感じの・・・この工程なんですが。 (^_^;)

ぶり大根・大根の下茹で

米の研ぎ汁(又は、米ヌカ少量♡)で20分ほど下茹でをしますが、ここで大根さん、まずは「余分な水分を、その身から放出(!)して下さる」のですが、下茹での成果は、それだけではありませんっ!

・・・大根さんは、このたった20分の工程(!)「その身を柔らかくして下さる☆」ばかりか、ブリさんの旨味はもちろん、ショウガさんの身体を温めるパワーまでも吸い込んで下さっているのです・・・♡
実に、嬉しい限りではありませんか。 (^_^)/

はてさて、ところで「お魚の下拵え☆」というとついつい、「魚の臭み消しにまず、塩を振らなきゃ!」って感じになってしまっていた・・・今までの私です★
ところが今回、ブリさん、お塩は振りません・・・。

清水先生にお尋ねした処、今回のレシピでは「ショウガとお砂糖だけで十分、臭み消しの効果になっている☆」のだそうです。
・・・煮立てた鍋にブリさんを入れますから・・・。
ブリさん、回りのタンパク質が一瞬で固まってしまうので、ブリさんご自身の旨味も逃げないのだとか。 (‘_’)

そして季節の柚子がまた、ほのかに香ります・・・。
この香り成分も、牛のたたきと長芋の柚子酢漬けでご紹介をしました通り、健康効果に一役買います・・・♡
季節のメニューの、ブリ大根。
こんなあっさり、サッパリした感じでは、いかがでしょうか。
ブリに柚子、大根のパワーを感じつつ、さて、この年末を過ごして生きましょうか。(^_^)v

■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「人参は江戸の時代から? 鰤は下魚、日本人」~旬エッセイ・2014

 

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