睦月の、お漬け物は・・・?

おや、空から白いものが、ちらほらと・・・。
しんと冷える長屋の1日、今日は外出仕事はむりだわえ、
・・・しみじみ食べてる、はりはり漬け。

料理/清水 紀子

1月のお漬け物は、・・・はりはり漬け☆

<材料(作りやすい分量)>

はりはり漬け・材料

  • 割り干し大根………20g
  • 切昆布………2~3g
  • (a)しょう油………大さじ1+1/3
  • (a)酢………大さじ1
  • (a)砂糖………小さじ1
  • (a)みりん………小さじ1
  • (a)鷹の爪………1本

<作り方>

①.割り干し大根は、水洗いをして汚れなどを取り、たっぷりの水に20分ほど浸けて戻す。

はりはり漬け・大根を戻す様子

②.(a)は小鍋に入れて火にかけて、ひと煮立したら火から下ろす。

③.①の水分をぎゅっと絞ってから、清潔な保存容器に入れて切昆布も入れて、②を注ぐ。

はりはり漬け・漬け込む様子

※翌日からが食べ頃で、美味しくなります♡

「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

こちらのコーナーでは、日本の伝統の味!
お漬け物を、連載していきます。
毎月、違ったモノが紹介されますので、お楽しみに!

お江戸の頃なら、おそらく生鮮食品は今頃の時期には、少なかったハズ・・・。
という私の思いから・・・睦月、1月のメニューは乾物メインで攻めてみたいという話になりました。
・・・ところが、ドンドン!
「乾物って、現代では比較的、高価な食材★」なのだと、痛感する次第であった・・・私です。 (゚_゚i)

考えてみれば、保存食とは言いながら、「一度日に当てて干す作業☆」がありますから。
・・・それだけ、たくさんの人の手を患わせた食材・・・。
人件費が掛かっている食材でも、あったワケですよね・・・★ (‘_’)

お江戸の頃なら、これらは当たり前に行われていた作業(!!)・・・なんですよねぇ。
でないと、寒い時期に食べられるモノがなかったワケですから(!)
そこの処が、現代とは一番違っているのだなぁと今回、思い知りました・・・。 (^▽^;)

はてさて、今回使われている乾物は「割り干し大根」です。
・・・これってもちろん、「切干し大根の一種」なんですが。
この名前を商標にして売られているモノもあるんですが、そうではない場合も多いのですね。

私は以前、切干し大根の煮付けを食べたいと思ってスーパーに行ったのですが。
・・・渋谷のスーパー「ライフ」では、この類いは1種類しか当時は置かれていなくて、それも「凍み大根」という商標だったんですっ! (-“”-;)
コレって、どうみても切干しなんだけど、確かなのかととっても不安になって、裏面を確かめたという思い出があります・・・。

調べてみますと、西の方ではその多くを「千切り大根」と呼ばれていますし。
その他「割り干し」はもちろん、「凍み大根」やら「軒しのぶ」、「寒干し大根」・・・などなど。
こうしてみると、冬の保存食として各地で作られ、愛されてきた様子がうかがい見えますよね。

睦月のお膳

冬なら良いけれども、夏になると、茶色く変色してしまう事もあるそう★
・・・なので、冷蔵庫に入れて保存する方が良いとも、資料にあります。
また、匂いがあるのでどうも、好みが分かれるとか★

そんな・・・切干し大根さんには、その戻し汁にも栄養が多く含まれているといいます。
食物繊維はたっぷりですし、カルシウムはもちろん、疲労回復や糖質代謝の促進、そして二日酔いに効果のあるビタミンB1も。
そして貧血を防いで下さる鉄分までもが、たーっぷりと含まれております。

はりはり漬け

・・・正月を過ぎて、この方の助けを借りて、徐々に健康の道へとひた走りませんか?
ゆっくり、かみかみ。
ぽつぽつと噛みしめれば、太陽の恵みが口の中で広がる・・・素朴で嬉しいおかずです。 (^_^)/

■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「ヒラメだい!切干し、カンピョウ、日本人」~旬エッセイ・2017

<2018.1.8更新>

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