「好かれている証拠だね? 春菊と鯛、今こそこの時期、日本人」

「好かれている証拠だね? 春菊と鯛、今こそこの時期、日本人」

・・・お正月といえば、おめでたいっ!
「目出度いに引っ掛けての食べ物」として、「鯛」今では大・主流なんですが。
日本の歴史を紐解いてみれば、おめでたい魚は、もともとは鯉っ!!でしたっ! (^▽^;)

・・・振り返ってみれば、鯉の滝登りに、鯉のぼり☆
鯉って、岩瀬を自力で這い上っていくくらいに、たくましいお魚であったので、その勢いと生命力をそれまで、買われ続けてはいたのですが・・・それが、いつの間にやらに。
おめでたい魚は、今では色も鮮やかで赤くて、目出度いに繋がる「鯛」に変っていったのだと、資料にあります★

ちなみに私は、今(2018年3月現在★)は渋谷に事務所を置いているんですが。
近くにある國學院大学博物館「神道展示室」では、古来の神様へのお供え物として展示されているのは、鯉です・・・。

・・・それでは鯛さん、鯉さんに比べて一体、どのようなお方なのでしょうか。
釣り人さんの記事なんかを見ていると、というのは、春から夏に掛けて産卵をするそうです。
その後は精気が落ちてしまうので、やっぱり一番脂がのっていて美味しい時期は、冬場なのだとありますね。

おめでたいで乗っ取ってしまった鯛さんですが、日本ではもともと人気者だったんですよね♡
例えば、海幸彦と山幸彦のお話(日本の神話☆)にも鯛さん、姿を見せておられますし。
・・・調べてみますと、縄文の頃の貝塚からも鯛さん、多く出土が見られます。
なので、どう考えても、そのお姿から、味から鯛さん!
日本人には、とーーーっても古くから愛されているお魚であられたようで、その赤い色はといえば、祝儀には欠かせぬものとなりました
資料を見ると、やれ「何とか天皇の膳にのぼった」だとか、とある武将に贈った、献上をされた・・・などなど。
婚礼の祝いの品の一品であったやら、とにかく鯛の記述は多いんです。 (‘_’)

また日本の歴史書である「日本書紀」でも、仲哀(ちゅうあい)天皇の皇后さんに当たる神功(じんぐう)皇后さんが、船に乗って角賀(今の福井の若狭湾の辺り)から淳田門(ぬたのと、と呼ばれる海門)を抜けようという処で、・・・何故だか船の回りには、魚が大量に寄って来るんです・・・★ (-_-;)

そこで皇后さんは、何を思ったのか「御酒を海に注いでみる」と、なんと魚が酔っぱらって(!?)
腹を上にして、多数浮上・・・。 (^◇^;)
それを海人がまた、たいそう喜んで獲ったと・・・ありますが、これってホントに今でも、6月頃なら起こりうる現象(!)なのだそうです。
・・・逆に、そっちの方がびっくりしてしまいますよね★

何でも鯛がその時期・・・、それは産卵の為に鯛さん、寄って来るのだそうですが。
この時期って何故だか、特に潮流が激しくなるのだそうで、・・・波に揉まれている内に鯛さん、何だか浮袋の調節がうまくいかなくなってしまい、とうとう・・・ついには、ひっくり返ってしまうのだとか★ ( ̄_ ̄ i)

そんな・・・面白いメに遭われてしまう・・・鯛さんなんですが、なんとこのお魚は、雌雄同体なんですね★
赤色系の鯛さんなら、メスからオスに。
そして、黒色系の鯛の場合は、オスからメスに変わっていくのだそう(!)

大体、鯛というのは齢にして、4~10歳の間で「産卵期の時期を迎える」んだそうですが。
人間でいうなら、繁殖能力がある時期だけメスでおられるのかと思えば、・・・実はそれが、そうでもないらしい・・・★

2歳くらいまでは鯛さん、その多くがオスであられるらしいんですけれど。
成熟期になると、何故だか「男女比は、ほぼ半数」となりまして、しかも、どの年齢帯にもメスがいるらしい・・・。
中には「一生涯をメスで過ごす!心の強~い鯛さん♡」もおられるらしくて、・・・全く自然というモノは★
何が何だか、全くっ、わからないモノなんですねぇ、へ~え。 (^^;)

・・・また、真鯛さんについてなんですが。
産卵されてから孵化を迎えますが、まずは2日間で3ミリ程度に。
・・・1ヶ月もすると、10ミリ程度にまで育ちますが、その頃に「成魚と同じヒレが出来」るので、水深5メートルの辺りまで移動をして、お暮らしになるのだとか・・・。

・・・そういえば、漫画『美味しんぼ』でも、真鯛は深い海に生息をしているので、釣り上げてみると水圧の反動で、口から浮き袋を吹いて波間に漂う」・・・なんて話もありましたっけ。 (゜_゜ )

そして1年が経てば10センチの大きさになり、2年では15~20センチに。
3年で20~30センチほどにもなるそうで、・・・ちなみに真鯛は、タイの中でも長生きな方で、うまくすると20年ほども生きるんだそうです。

そして大きくなると、1メートルにも育つ(!)真鯛さんなんですが、実はって肉食・・・。
ちなみに、千葉は「鯛の浦」という場所があるのですが。(右地図参照)
・・・何でもかつて、日蓮上人さまが「この地の鯛を保護しましょう」と仰ったんだそうです。
・・・なので、かの地では、このように育ちまくった鯛が、数多く生息をすると聞きます。
ですが・・・。
鯛って、回遊性の魚類なんだそうですが、そんな・・・巨大な鯛の団体さんには(!)
海水浴を楽しんでいる最中には、絶対に(!)遭いたくない私です・・・★★★

はてさて、そんな・・・マダイさんなんですが。
良性のタンパク質が、とっても豊富なお方です。
ビタミンB群やEも多くて、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防にも一役買ったり。
また皮膚疾患の予防やら改善、抗ストレス効果まであるのだそうです(!)
・・・お江戸の頃より、他に類を見ないくらいにレシピ数も多いお方なので鯛さん、このまま、引き続いて愛して差し上げたいお方です。 (^○^)

さて、もう1方の旬食材の、春菊さんに参りましょう!
調べてみて驚いたんですが、かのお方を菜として食べているのは、東アジアだけ☆」なんだそうです・・・。

なんでもあちらでは、春菊さんは観賞用のみのお方・・・。
・・・もっとも昨今では、「和食が、世界文化遺産に登録された」せいでか、ヨーロッパ方面でも徐々に、「和食の素材としてだけで、食べられる」ようには、なりました。

春菊の花

そんな・・・春菊さんなんですが。
お江戸の頃に、外国から伝わったとされるお野菜で、原産地は地中海地方なんだそう。
・・・また、これにも幾つか種類があるらしくて、モノによっては同じキク科でも、1年草であったり、多年草の春菊さん、なんてのもあるそう。 (^_^;)

日本でだと、地域によっては高麗菊やら、菊菜とも呼ばれているんだそうで。
・・・それというのも春菊さんには、黄色や白いお花が咲くからなんだそうなんですね。
そして、その独特な葉の香りと苦みが好まれて、今では浸し物やら、鍋料理にも欠かせないお方となりました。

ちなみに本物の菊って、秋に花を咲かせていますよね。
・・・ところが春菊さんは、その名の通りに「春に花が咲く」そうで、・・・それがその名前の由来であるのだとか。

ちなみに、日本の西側で流通しているのは、根っこがついていて、葉の歯が広くて切れ込みが浅くて、苦みも香りも少ない・・・株張り型タイプ(写真・右上)
逆にでは、株が上に向かって伸びていくので、茎を摘み取っては出荷するタイプで、香りも苦みも、西に比べて強いのだそうです。(写真・左上)
・・・また北九州では「大葉春菊(写真・左下)」なるのが主流で、葉の切れ込みは小さくて厚く。
若い葉ならアクが少ないので、サラダにして食べたりもするんだそうです。

ところで、鍋物の印象の強い・・・春菊さんなんですが★
最近ではパスタに混ぜたり、肉料理の付け合わせにしたりして、その活躍の場を増やしているのだとか。

ところが春菊さん、一度花が咲いてしまえば、薹(とう)が立って固くなってしまいます。
そうなってしまうともう、食用のシーズンは終りになってしまうんですよね★

やっぱり、メインにはなれない・・・。
添え物の印象が強い春菊さんですが、ガン予防に効果があると言われているカロテンを豊富に含んでおられますし、また鉄分もたっぷりなので、造血効果も望めます。
・・・ビタミンB群にC、カリウムまで含んでいるので、高血圧にも効果あり(!)
ちなみにカロテンの含有量は、ホウレンソウや小松菜よりも多いのだとか。

特に・・・今のこの時期、免疫力アップの効果があって、風邪予防にはもちろん、美肌効果にまでもお役に立ててしまう・・・春菊さんです。
・・・ところでそういえば、春菊さんって、独特の香りがありますよね。 (‘_’)
あれは、α(アルファ)-ピネンと、ベンズアルデヒドと呼ばれる精油成分なんだそうで。
・・・この香りを嗅ぐだけでも、胃腸の働きは助けて下さるそうですし、痰を切る効果まであると言われているんです(!)

そして春菊さんの、あの濃い緑色についてなんですが。
クロロフィルと呼ばれている色素で、血中のコレステロールを下げる効果があるのだとか♡
調理法としては、胡麻和えや白和えにして「油分をプラス☆」すれば、免疫力アップ効果のあるカロテンの吸収率が高まるんだそうです☆
・・・ずんずんと寒くなっていくこの時期ですが、この方々に助けて戴いて、何とか乗り切っていこうではありませんか。

<<文責・山野亜紀(女 邦史朗)>>

※山野 亜紀(女 邦史朗)プロフィール

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