如月の、野菜料理は・・・?

見ていろそこで、今に見ろ!
複雑かつ、繊細な土鍋使いで、恐れ入ったか
挑戦する楽しみ、今日の相手は、セリが入った卵のふわふわ!

料理/清水 紀子

2月の野菜料理は、・・・セリの卵ふわふわ

材料(2人分)>

セリの卵ふわふわ・材料卵………3個

  • 卵………3個
  • セリ………30g
  • だし汁………150ml
  • (a)砂糖………大さじ1
  • (a)しょう油………小さじ1強

作り方>

①.卵は溶きほぐし、セリはざく切りにしておく。

②.土鍋に、だし汁と(a)を入れて火にかける。

セリの卵ふわふわ・工程1

③.煮立ったらセリを加えて、再び煮立ったら卵を回し入れる。

セリの卵ふわふわ・工程2

④.蓋をして、一呼吸おいたら火を消して、30秒程蒸らしてから、蓋を開けて器によそう。


「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

日本では、ニワトリが飼育されていたという記録は、幾多もありますが★
鶏肉や、鶏卵を使ったお料理和食に出没するのは、江戸時代に入ってからなんだそうです。
・・・なんだか、意外な感じがしますよね。 ( ̄_ ̄ i)

それではニワトリさん、日本人にとっては一体、どんな存在だったのでしょうか。

・・・何と、宮廷では鶏肉は禁鳥の扱いに(!)
何しろ、そういえば「ニワトリは、時を告げる鳥さんだったんですよね★
なので、それは・・・「侍にとっても、勝鬨(かちどき)に繋がります」から!

ニワトリさんは、他の鳥さん達とは違って、「時を知るためだけの家禽(かきん)」、または「闘鶏用のペット」といった立場であられたんです・・・。 (^_^;)

それが室町に入って、日本にはポルトガル人達がやって来るようになります。
・・・卵を使ったカステラやら、ボーロなんてお菓子も持ち込まれたので卵は、まずは上流階級に、幾ばくかが広がっていきますが・・・。
ニワトリさんが、ようやくに庶民にまで解禁になったのは、・・・平和なお江戸の時代に入ってからの事なんだとか★

そんな時代に考案された、この・・・「卵ふわふわ」は、当時はまだ「薬とされていた砂糖に加えて、解禁されたばかりの卵料理☆」であったので、人々の憧れの食べ物だった事でしょう。

さて、この「卵ふわふわ」は、お江戸の料理書のそちこちで紹介されているんだそうですが★
公式な記録では・・・となりますと、江戸幕府が二条城において後水尾(ごみずの)天皇を饗応した時の献立」に、この名前が見られるのだそうです。

セリの卵ふわふわ☆

今回の撮影では、これって「お江戸の当時の再現料理」でもあるので、清水先生も色々に試してみて下さったんだそうですが、
「この卵ふわふわって、土鍋だからこそ出来るお料理なんですよね」
・・・との、お話でした。

一度煮立つと、鍋の温度が下がりにくくて、いつまでもフツフツと煮立っているからこそ、卵がふわふわっ・・・と仕上がるのだとか。 (‘_’)

栄養的に言っても、何と言っても「鳥1匹がまず産まれてっ、育つエネルギーが一杯詰まっている!・・・卵さん」です。

タンパク質はもちろん、脳細胞を活性化して下さるというコリンや、抗酸化作用のある必須アミノ酸までも含まれていて、また代謝を高める効果までも。

・・・ちなみに、お江戸の当時では、吉原遊びをする折にも男達が、「力をつけよう!!」という事で、茹で卵屋から買い求めて食しては、勇んで中遊びに出掛けた・・・という話なんかも残されております・・・★

さて、庶民に解禁になった卵さんは、その後は「卵百珍」なる料理の専門書まで出版されるほどに、超(!)のつく人気者になりました・・・。
ちなみに当時の卵さんのお値段って、1個で600~800円もした(!)んだそうですが★

「宵越しの金は持たねぇという話で、有名な江戸っ子☆」さん達にとっては、そんな金額だったにも関わらず(!)

セリの卵ふわふわ・材料

例えば「滋養を付けるための病人食」としてはもちろんの事、はたまた、そうではなくっても!
・・・食べれば力がつくし、手軽だしで、とーーっても愛されていたアイテムだったようです♡

土鍋使いで、この・・・ふわふわっとしたメニューに挑戦をしてみませんか?
うまく膨らんだら、そく食べ!
成功して、嬉しいメニューです☆ (^_^)/

関連記事

  1. 如月の、お菓子は・・・?

  2. 弥生の、野菜料理は・・・?

  3. 神無月の、野菜料理は・・・?

  4. 葉月の、野菜料理は・・・?

  5. 文月の、野菜料理は・・・?

  6. 長月の、野菜料理は・・・?

  7. 如月の、お漬け物は・・・?

  8. 如月の、魚料理は・・・?

最近の記事

  1. 心美人

    新しい自分になる方法
  2. 歌舞伎の楽しみ方

    歌舞伎のすすめー後編ー
  3. 歌舞伎の楽しみ方

    歌舞伎のすすめー前編ー
  4. イベント情報

    「青い眼の赤トンボ」

アーカイブページ