<如月のお膳>
極寒の2月です!
節分の声を聞きながら、験担ぎに海路を見いだし、寒さにかじかんだ手と足を温めながら、春を待ちます。
すきま風の吹く長屋で何とか飛び起き、何とか温かいモノをとまず、めしを炊きます。
炊きたてのめしに、コショウをぱらりっ、パンチのある味でお腹を満たしてさぁ、勇気を出して、外の世界へと出掛けていきます・・・。
生鮮なモノは、いまだ出回らず★
いまある食材で、何とか美味しいモノを食べて生きていこうと、知恵を絞ります。
雪がちらつき、遠い春を待ちわびながら、あるモノを活かして、仲間と楽しく。
・・・福を待ちつつ、お腹も満たせる・・・食べ応えのある、イキなお膳に仕上がりました。
<<文責・山野 亜紀(女 邦史朗)>>