<弥生のお膳>
3月になっても、まだまだ寒~い日々が続きます・・・。
凍えながらも、上巳の節句に季節の移ろい、季節の花が、少しだけ世間を明るくしてくれます・・・。
旬のハマグリ、アサリにワカメ、サワラ・・・などなど。
河岸に揚がってくる魚貝類を愛でながら、花のほころびと共にほっと一息♡
今回のお膳は何故だか、ちょいとしたお店の旦那様が・・・接待の席で、商売人を相手に交渉をしながら食事をしている様子が覗えます・・・。
う~ん、山芋とワカメの酢の物の器が、ギヤマンだからでしょうか。
まだまだ文明開化とまでは行きませんが、この世の荒波でまた、一儲けをもくろむ感がちょっぴり覗えます・・・。
今回、お膳にはのせませんでしたが、お江戸の労働食もご紹介をしています。
お膳の方は・・・、行事食が満載(!)
季節のごはんに、江戸の春の味わい、何だかちょっぴり・・・ゼイタクな感も加わった、シブいお膳に仕上がりました。 (^_^)/ <<文責・山野 亜紀(女 邦史朗)>>