「4月は筍、桜エビ!フキに空豆、日本人」

「4月は筍、桜エビ!フキに空豆、日本人」

は、山菜の季節です。
・・・ちなみにタケノコの時期って、3月からGWの辺りまで続くと言われているんですが、それって・・・。
実は、竹にも色々と種類があるからなのですね★ (^▽^;)

漢字だと、『筍(たけのこ)』という文字を当てておりますが。
・・・これは一旬(10日間ほど)で頭を出したと思ったら、もう大竹になってしまう程に成長が早い処から、その名が来ているんだそうです。

はてさて、・・・タケノコさん。

日本最古の歴史書とされている・・・古事記でも、その名が見られるくらいに(!)
・・・私たちには、馴染みの深いお野菜ですよね。
現代では、孟宗竹(もうそうちく・中国原産)に始まって。
淡竹(はちく・やはり中国原産)、真竹(まだけ・中国原産らしいが、日本には野生のモノが自生していたらしい・・・?)と来まして・・・それから根曲がり竹と。
・・・こちらの順番で、店頭に顔をお見せになるんだそうです。 (゜_゜ )

さて春の山菜には、薬効があるのだと聞きますよね。

タケノコのアク抜きの様子・・・タケノコの頭を斜めに斬り落し、米ぬかと赤唐辛子を入れて1時間ほど茹で、鍋の中でそのまま冷ます。

よく「山菜は、アク抜き」をするんですが、実は・・・「そのアク(苦い)の部分にこそ、効果がある!という記述がみられます。(写真右・参照)
・・・タケノコの場合で言うなら、新しいモノならアク抜きせずに、焼きタケノコとして食べてあげると・・・良いのだとも。

とにかく、タケノコさんには食物繊維が豊富に含まれておられますし、骨の発育や、代謝に抗酸化に効果のあるマンガンなども含まれ、その旨味成分はといえばアミノ酸です! (^_^)v
・・・精が強い食べ物ですから、多く食べすぎてしまうとアレルギーを引き起こす場合もありますが(!)
カロリーは低いし、高血圧予防や疲労回復にまでも効果があると言いますから、季節の変わり目である今の時期なら、積極的に取り入れていきたいお方ですよね。 (^_^)/

そして次なるは、日本原産のフキさんのご紹介です。

その辺りで野生化している野ぶき(山ぶき、又は山ふきとも)」は、育てば30~40センチくらいには、育つそう。
平安の頃に「フキの栽培も始められた」とありますので、フキさんとの馴染みは古く、「本草和名(日本最古の薬物辞典)」でも、その名が見られます。

さてフキは、キク科フキ属の多年草だそうで、・・・そういえばフキのツボミに当たるフキノトウって、花が黄色かったですよね・・・。 (‘_’)
・・・フキノトウは早春に顔を出しますから、冬に黄色い花を咲かせるところから、冬黄(ふゆき)が詰まったであるとか。
はたまた茎に穴があって、息が吹き込めるから「布々岐(ふふき)」と古くから呼ばれていたのが変っていったのだとか・・・説がいくつかあるようです。
馴染み深いお方なんですが、広く栽培が始まったのはやはり、お江戸の頃からなんだそう。

ところで、野生のフキには雌雄があるそう(!)

なので、フキノトウにももちろん、雌雄がある(!)そうです。
・・・雌花が受粉をして、結実(!)
後にタンポポのごとく、綿毛を付けた種を飛ばして繁殖をするのだそうですが、・・・そういえばタンポポもキク科の植物でしたよね。  (‘_’)

ところがスーパーで一番出回っているフキさんである、愛知県産・早生フキさんには、雌株しか存在しないらしい・・★
・・・なのでこちらのお方は、受粉はせず!!
繁殖については、地道なところで・・・地下茎の株分けだけで行われているんですって、へ~え。 (-_-;)
・・・ちなみに、こちらの地下茎は有毒なんだそうですから、取り扱いにはご要注意を!

・・・はてさて、北海道や東北にはそういえば(!)
もともと「巨大なフキさんが、自生!」しておられたのですが、これを栽培種として育てていったのが、かの有名な秋田フキ!
・・・その他、量は少ないけれども、柔らかくて苦みの少ない「水ふき」というのが、京都や奈良で少量ですが、栽培をされているそうです。

そんな・・・フキさんなんですが。

カリウム食物繊維が豊富です!
・・・また、その苦味成分であるポリフェノールの一種だというフキノール酸は、免疫力を高めて下さいますし、生活習慣病予防にも効果がありますし、何よりフキさん。
体調を崩しやすいこの時期に、咳や痰を鎮めて下さる効果も・・・あるのだとか。

・・・また香り成分であるフキノリドには、胃腸の働きを助ける効果もあるようです。
フキの栽培種は背が高いし、葉っぱも大きいのですが、葉の方もアク抜きさえ上手く出来るなら、炒め物やら佃煮、甘辛煮なんかにしてもイケるんだとか♡
・・・こちらもこの時期、積極的に愛して差し上げたいお方です。 (^_^)/

さて、莢(さや)が空に向かって真っ直ぐに伸びることから!

「空豆」と名付けられたと言われている・・・こちらなんですが、大きめの莢ならば、その中身は2~4粒ほど★
・・・ホントに高価(!)な割には、莢ばっかりで中身が少ないとは、亡くなった私の母の繰り言でした・・・。 (^_^;)

さて店頭に並んでいる空豆さん達は、豆がまだ未熟なうちに摘み取られて出荷をされたモノ・・・。
・・・完熟すれば今度は、「種実用として、乾燥をさせて」からの・・・おたふく豆やら、煮豆へと加工をされていきます・・・。
そして・・・毎度お馴染み、食べ慣れたお惣菜へとなっていく訳ですが・・・空豆さん。
日本には、安土・桃山の頃中国を通してやって来たようです。
・・・そして、豆の熟れ方がちょうどいい時期って、ホントに3日程だけ(!)なんだとか★

そんな・・・息の短い空豆さんだったんですが。

今では、ビニールハウスなどの技術の発達と共に、楽しめる期間も伸びました♡ o(^▽^)o
・・・土地土地によっては、呼び名も変ったり、使われている文字もまた「胡豆」の文字の場合もあれば★
・・・「莢の内側が、蚕の繭(まゆ)に似ている事」から「蚕豆」と書いては・・・ソラマメと読ませてみたり、居酒屋なんかでは「天豆」と書く処も♡

日本に伝わるのは遅かったんだけれども、普及するのは早かったという・・・空豆さんなんですが、関東から北では寒くて、栽培できません(!)
秋に種を蒔き、3~4月に花を咲かせて・・・収獲は5月くらいからとも。
そして「身の丈は、50センチ程にまで育つ!」んだそうですが、実のなっている様子だけを見ると、なんとも元気なお姿ですよね♡ (^-^)
・・・なんですが、10~30センチ程の莢に育った莢につける実は、2~4個くらいだけ(!)なんだそうです・・・★★★

そんな・・・空豆さんなんですが、とにかく食物繊維が豊富な事は請け合います!
・・・新陳代謝を促して下さったり、細胞を活性化させて下さるという・・・ビタミンB群をはじめとして、ビタミンCにβ―カロテンも含んでおられて、脳細胞までも活性化(!)
そして貧血予防にも効果のある鉄分やら、葉酸も多く含まれています。
・・・HPなどで見ると「塩茹でして、どうぞ」と良く書かれてますが、莢ごとグリルで焼いても絶品!!ですので、ぜひぜひお試しくださいませ♡ (^_^)/

さてさてトリを飾るのは、駿河湾で有名な名産、桜エビさんです。

かのお方は、サクラエビ科サクラエビ属の小型のエビさんで、深海にお暮らしになっておられます・・・。

1894年(明治27年)
由比の漁師さんがアジ漁をしていて・・・網が不覚にも深く潜ってしまい、引き揚げてみたら・・・なんと(!)
大量の桜エビさんが掛かっていた(!)・・・というのが、桜エビ漁の始まりなんだそうですね・・・★

さて、そして桜エビさんの産卵期はといえば、夏・・・。

なんとメスは、1700~2300個もの卵を・・・海中に生み出します。
・・・そしてエビさん、寿命はといえば15ヶ月ほど(!)なんだそう・・・★
孵化をして・・・1年で大人になって、産卵をすると今度は、たった2~3ヶ月(!)でその生涯を閉じてしまわれるん・・・だとか。 (゜_゜ )

また国内で流通されているのは、100パーセントが駿河産の桜エビさんなんだそうで、猟期が4月~6月と、10月~12月にかけてと2回!
・・・そして産卵期とされる、6月11日~9月30日の間だけは禁漁期になるんだそうです。

頑張って育っても、体長は4センチ程度(!)なんだそう。

そして、身体の方は・・・透明なんですが★
「甲には、赤い色素があるので、生きていると透き通ったピンク色に見える事から・・・桜エビと呼ばれるようになったとか。
・・・そしてエビさん、深海でお暮らしになっておられるせいか、体表には実はっ!
160個もの発光器官(!)が、あるんだそうです・・・。

はてさて、そんな・・・桜エビさんなんですが★
その栄養素はといえば、とにかくエビ(!)なのでキチンキトサンが豊富に含まれておりますし、その成分は生活習慣病予防にも一役買います。
またその赤い色はアスタキサンチン、こちらは・・・抗酸化作用やらお肌の色素沈着予防にも効果があります。
そして・・・含まれるカルシウムには、骨粗鬆症予防にも。
なんとその含有量は、牛乳の約6倍(!)ほどもあるんだそうです。

エビさんは、高タンパクで低脂肪、そしてミネラルも豊富に含んでおられます・・・。

・・・私が子供の頃は、おそらくは安かったのか、天日干しの桜エビがよく食卓にあがっていました。
振り返れば、成長期の子供には良い食材だったんですね♡
・・・亡き母が好きだったので、よくお好み焼きやチャーハンに入っていたのを覚えています。

ところが、自分ではあんまり買っていないなぁ・・・。 (>_<)
私自身も見直して、愛し続けてゆきたいなぁと思いました。 (^_^)/

<<文責・山野亜紀(女 邦史朗)>>

※山野 亜紀(女 邦史朗)プロフィール

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