へい、おまち。
棒手振(ぼうてふり)の辰の字の、今日のオススメ、
丸ごと使いだ、「アジの姿蒸し」で、今宵を一時♡
7月の魚料理は、・・・アジの姿蒸し☆

アジの姿蒸し・材料
- アジ(焼き魚用)………2尾
- 塩………ふたつまみ
- ネギ………1/2本
- ショウガ………適量
- 鷹の爪………2本
- 酒………小さじ2
- ゴマ油………小さじ2
①.アジは、ゼイゴが付いていたら、削ぎ切りなどで除いておく。
両面に1本ずつ、斜めに切り込みを入れる。
②.耐熱皿に、塩をパラパラとふっておき、その上にアジを乗せて、さらに魚の上から塩をふる。
③.ブツ切にしたネギとスライスしたショウガ、種を除いておいた鷹の爪をランダムに加えたら、酒とゴマ油を魚の上からかける。

アジの姿蒸し・レンジに入れて出来上がり
④.ラップをして、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
⑤.食べる前に、600wの電子レンジで4分ほど加熱する。
器にアジと香味野菜を盛って、蒸し汁をかける。
「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡
こちらのコーナーでは、魚料理をランダムに、毎月ご紹介をしていきます。
どうぞ、お楽しみに♡

今回の材料たち♡
その記念すべき、第1回目が、
「なぁーんだ、アジか★」
・・・なんて、思ってはいませんか???
そんな考えは今すぐ、撤回された方が良いでしょう! \(*`∧´)/
7月の旬食材でもある鯵さんは、 なんと(!)
お江戸の頃から、「その味の良さを、貴し(!)とされている、大衆魚!!」なので、ございます・・・☆
ところで、アジの下拵えで、「ゼイゴ(又は、ぜんごとも言うそう★)」を切り取り・・・なる説明がありますよね。 (゜_゜ )
こちらの別名・・・とでも、もうしましょうか。
もしかすると、本名・・・?
「稜鱗(りょうりん)」とも呼ばれるそうで、これってアジの身の両側。
尾っぽから頭にかけて、一直線に付いている、トゲ状のウロコの事・・・なんですよね。
昨今のスーパ-では、「焼き物用(!)」として、すでに仕上がっちゃっからの販売に。
なので、この部分ももう、切り取られてしまった後ですから・・・。
もしかして、今ではもはや、なかなかに、お目に掛かれない場所・・・なのかも知れませんよね。 (^_^;)
・・・ちなみに、なんでもコレはアジの種類の魚だけが持っている(!)「敵から身を守る為の、ヨロイ」に当たる処なんだそうです。
・・・また、アジはアジでも。
そこはまた、色々と種類もあるので、それぞれ、長さや幅も違うんですって、へ~え。 (‘_’)
釣り人に言わせると、先ほどの稜鱗(りょうりん)もそうなんですが、また別に(!)・・・肛門の前にも、鋭いトゲがあるそう!
なので、釣り針から魚を外す際には、それで怪我をし易いとかで、取り扱いには注意をしたい処です★
・・・それにしても、夏のくそ暑いこの時期に、魚を丸ごと一匹かぁ~・・・。

アジの姿蒸し・レンジから出した様子
ついつい、「グリルで焼く」と思ってしまうと、コンロの熱にまで気後れをしてしまって、何だか、なかなかに手が伸びにくいアイテムに★
・・・そんな時には、レンジで手軽に、こんなレシピはいかがでしょうか。

文月のお膳
「夏には、魚なんて傷みやすいモノだから」・・・などと、恐れる事なかれ☆
殺菌効果はもちろん、食欲増進にも効果あり(!)
・・・消化までも、促して下さるという・・・香味野菜にスパイスの活躍も、絶対に見逃してはいけませんっ。
そしてゴマ油が、良い仕事をして下さるので、アジの身もふっくらと仕上がります・・・♡
こちらの方々のおかげで、お料理の風味が良くなるばかりか、魚の鮮度の劣化までをも防いで下さるというのが、嬉しい処ですよね。 (^_^)v
ところで、タンパク質も豊かな、お魚なんですが・・・☆
その皮の部分にも、そして蒸し汁にも、旨味成分やEPA(血液サラサラ効果☆)などの栄養分が、たーーーっぶりっ!
ぜひぜひ、丸ごと1匹、無駄なく、愛してあげて下さいませ。 (^_^)/
■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「鯵深し、トマトに生姜だ、日本人」~旬エッセイ・2014
<2017.7.24更新>