今日のおやつは、焼き芋だ、
街のにぎわい、みんなの幸せ、
そうしてお家に帰れば、今度は美味しい、さつまいもご飯♡
10月の主役は、・・・さつま芋ごはん☆

さつま芋ごはん・材料
- サツマ芋………1本(約200g)
- 米………2合
- 水………420ml
- (a)酒………大さじ1
- (a)塩………ひとつまみ
- 黒煎りゴマ………少々
- 塩………少々
①.米は研いで、分量の水を注いで、30分以上浸水しておく。
②.サツマ芋は、ひと口大に切ってから水にさらす。
③.①に(a)を加えたら、鍋を回して混ぜ合わせる。

さつま芋ごはん・調味料を入れたら、お鍋を一揺らしする様子
④.水気を切った②を、全体に広がるようにして加えてから蓋をして、普通に炊く。
⑤.20分ほど蒸らしてから蓋を開け、ざっくりと全体を混ぜ合わせてから、茶碗によそう。
塩を加えた黒ゴマをふって、どうぞ。
「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡
お米の国、ニッポン!・・・ではありますが。
こちらのコーナーでは、主食を敢えて「主役(!)」として、ランダムに毎月ご紹介をしていきますので、どうぞお楽しみに!
お米に何かを混ぜたゴハン。
・・・つまり、炊き込みゴハンの事なんですが、それは元来「糧飯(かてめし)」と呼ばれていました。
つまりは「お米のかさ増し★」・・・なんですが。
真っ白いゴハンも良いけれど、炊き込みゴハンはまた何だか、ワクワクとするアイテムですよね♡ (⌒▽⌒)
ところが栄養的な面から言えば、真っ白いお米はたしかに美味しいのですけれど、胚芽や糠が除かれてしまった状態です。
・・・そこには、ビタミンやミネラル、食物繊維までもが一杯(!)含まれているのに、そこを剥がしてしまうとは・・・★
なんとも勿体ない話なんですが、またそこを補ってしまうのが「糧飯」のステキな処☆
今回は、色鮮やかなオイモさんの入った、さつま芋ごはんでございます~っ。 (^_^)v

さつま芋ごはん・鍋を揺らす様子
ところで、今回のプロセス写真なんですが★
・・・わたくし、今まで炊き込み飯を炊く折に、ついつい。
研いで、水加減したお米に調味料を混ぜ、・・・なんとなく。
お箸で、ぐるぐると鍋の中を引っかき回して、混ぜていたのですね。 (^▽^;)
・・・いえ別に、間違っちゃいいないとも・・・思うんですけれど★
かような訳で、清水先生にお尋ねしたところ、
「炊く時点で、十分に調味液がお米全体に回るので、別にお箸でかき混ぜなくてもいいんですよ」
というお話を聞いて、なんとなくナットクをしたのでした・・・。
ただ、全体に行き渡るように、鍋をゆっくり、2~3回ほど傾けながら回す、という事はしていたそうで。
なので今回はと、そこをプロセスカット☆にして戴きました。
・・・きっと、私と同じ事を何となく悩んでいる方が、この世に居ることを信じて・・・★
はてさて。
失われた栄養分を補って下さるのが、今が旬!のサツマイモさんです。
・・・もともと、お江戸は二代将軍・秀忠の頃に、中国は明から。
野国総管(のぐに・そうかん・・・琉球時代の役職名なれど、一個人★)が、持ちかえって来て栽培したのが、始まりだとか。
とにかく、どんな痩せ地でも、よく育つっ!!!
・・・そんなスーパーアイテムなお方は、ぜひともこの国に広めるべきだっ!!!

神無月のお膳
・・・かような訳で、琉球から薩摩へ、はたまた伊予宇和島から今治と四国をひたすらに、駆け抜け(!)
八代将軍・吉宗の頃にもなると、お江戸へはかの有名な青木昆陽(別名・甘藷先生と呼ばれるほどに力を尽くしたお方★)が試作を始めて、これがさらに八丈島にまで移住(!)
・・・「遠方の島々の飢饉にまで、大・活躍をしてしまうっ!!」・・・という、スーパースター☆になられたのでありました。 。゚(T^T)゚。
その栄養素はと言えば、ビタミンCやβ-カロテン、ビタミンEに食物繊維までもが多い・・・サツマイモさんなんですが。
まれに、「サツマイモを食べると、胸焼けがする・・・」という御仁もいるそうです。

さつまいもごはん
何しろ、でんぷんが多いお方なので、まれに消化しきれない方もいるのだとか★
・・・そんな時には、消化を助けて下さるアイテム(大根おろしとか・・・???)があれば、防げるとも・・・資料に。
とにかく、ベッピン(!)な・・・サツマイモさんを、皮ごと加えることで見た目も華やか♡
手軽で美味しく、見目麗しい、美しい一品です。 (^_^)/
■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「流れ流れてサツマイモ、カボチャもそうだね、小松菜どこから、日本人」~旬エッセイ・2014
<2017.10.16更新>