ここ一発の愛がある!
ねばれよここで、もひとつ辛抱!
巡り会えるぜ、粘り勝ち取る・・・鮭入り山芋・落とし揚げ!
11月の野菜料理は、・・・鮭入り山芋の落とし揚げ☆

鮭入り山芋の落とし揚げ・材料
- イチョウイモ………120g
- 塩鮭のほぐし身………15g
- 焼き海苔………1/2枚
- 揚げ油………適量
①.揚げ油を火にかける。
イチョウイモは、皮を剥いてすりおろす。
②.①に「鮭のほぐし身(鮭フレークでも良い)」を加えて、混ぜる。
③.焼き海苔を8等分し、②をスプーンですくってのせて、180℃の油でうっすらと色づくまで数分揚げる。
よく油を切り、器に盛る。

鮭入り山芋の落とし揚げ・工程
④.鮭の塩分があるので、そのままでOKですが、好みでしょう油をつけても美味しいです。
「和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡

鮭入り山芋の落し揚げ・材料
・・・日が短くなっていくこの時期・・・。
太陽までも根性がなくなり、気温も下がって、人の心もへたりがちな・・・この時期です。
そこで、ここ一発!の根気と粘り(!)を醸し出す・・・。
そんなお料理は、いかがでしょうか。(^▽^;)
・・・そう、粘りといえば、山芋です!
縄文の頃より、この国で食されていると言われているアイテムです。
・・・なんですが、白一色で何だか地味ですよね・・・★ ( ̄_ ̄ i)
という訳で、見た目にもちょっと華やかで、食べて美味しい・・・♡
そんな一品に、仕上げて戴きました「山芋の落し揚げ」です。
・・・えぇ、料理動画でもご紹介をしている、「ノリに乗っちゃうレシピ!」です。
海苔と山芋、そしてサケとの栄養的な相性はいかに・・・???
海のモノの海苔とサケ。
・・・これで米と合わせれば、古来より我が国で愛されている「シャケむすび☆」ですっ!
この黄金比率(!)を、嫌う日本人はまずいないと思いますっ!
・・・逆に、あまりにも身近過ぎて、見落としてしまいそうな感じのするアイテムではありますよね。 (‘_’)
この度は「米の代わりに山芋」と来てますが、こちらもデンプンの多い主食的な食材です。
こんな小さな、小粒の・・・この一品で、すでに主食とおかずが合体している・・・☆☆☆
海のモノと、山のモノとが共存している・・・そんな一品です。 (〃∇〃)
昔、「窓際のトットちゃん」という番組で、昼食時に。
・・・何しろこちらは、戦前から始まる日本の(実在する!)お話です・・・っ!
とにかく貧しい時代であったので、お弁当の時間になってもクラスの中では、、それも持って来られない子がいてみたり。
・・・また当時の教養として、お弁を持っては来れても、そのおかずは・・・どうしても偏ってしまいがちだったそう。
なので昼食時になると、学園の給仕のおばさんがそれぞれ、みんなのお弁当を見て回っては、・・・足りないようなら!
「海のモノのお鍋」と「山のモノのお鍋」を用意していて、それぞれに・・・おかずを振る舞っていたなる下りがありました。
今更ながらに、「栄養の基本って、この辺りなのかなぁ・・・?」なんて、思います。
「海のモノ」と「山のモノ」
厳密には違う事も多いかもですが、この時代の愛情が感じられる下りです。 (⌒▽⌒)
ちなみに今回は「イチョウイモ」が使われていますが、それはあの「粘り気を買って!!」のご登場なのだとか・・・♡
・・・山の芋は、ジネンジョを筆頭に色々種類もありますが、その水分量や肉質で粘りももちろんに違うそう。

霜月のお膳
例えば、長芋のようなサラサラ感やら、ぽってり粘り(!)
それぞれ、味わいまでも違います。
今回はぜひ、イチョウイモでお試し下さい。
カラフルで可愛く、もちろん揚げたてがオススメです・・・♡
■山野亜紀のHP「ねんきら☆」でも、よろしければお楽しみ下さい☆
※「スズキはめでたし、山芋は?縄文からだよ、日本人」~旬エッセイ・2014
<2017.11.13更新>