さらさら流れる、川の水、
奥深い山の中での、ひっそりとした賑わい・・・香りがいいやね!
思い切る楽しみ、トマトと生ワサビのドレッシング♡
5月の調味料は、・・・トマトと生わさびのドレッシング☆

トマトと生ワサビのドレッシング・材料
- トマト………80g
- しょう油………大さじ2
- 酢………大さじ2
- みりん………大さじ1
- サラダ油………大さじ1
- 生わさび………適量
①.トマトをざく切りにする。
②.生わさび以外の材料と①を、混ぜ合わせる。

トマトと生ワサビのドレッシング・材料を混ぜる様子
②.サラダなどの食材に②のたれをかけたら、最後に上から生ワサビを好みの量だけ摺り下ろす。
※わさびの香りは、時間を置くと飛んでしまうので、食べる直前にお好みの量を摺り下ろしてかけてどうぞ♡
※残ったワサビは、ラップなどで酸素になるべく触れないようにして保存して下さい、香りや風味は多少失われますが、その変化も楽しめます♡
和心文化メッセンジャー」・・・山野亜紀からの一言♡
冷蔵庫のポケットに、鎮座まします、たくさんのビン・・・。 ( ̄_ ̄ i)
焼き肉、しゃぶしゃぶ、サラダのタレに、なんでもございの、エトセトラ★
・・・あぁ、気軽な材料を混ぜ合わせ、「冷蔵庫のビン類をいっそ、解消してみたいっっっ!」
そんな皆さまへの、一つの提案が・・・このコーナー☆
山葵って、日本に野生種もある蔬菜なんだ・・・そうですが。
古くは奈良時代、延喜式(平安時代に編纂された律令の施行細則★)にも「土地の名産品」として登場し、当時は税として納められていたといいますから、驚きです。
・・・カツオ節なんかもそうなんですが、今のように薬味として使うようになったのは、室町に入ってから・・・なんだとか。
それが江戸期に入って、鮓(すし)や蕎麦なんかと一緒に広まっていったのだそうです。
ちなみに、神田錦町「更級」の4代目のご主人に聞いた話ですと、蕎麦には毒があるなんて風評が流れた時節がありまして、その毒消しとして(!)ワサビを添えるようになったそう★ (^_^;)
さてワサビさん、アブラナ科の植物なんだそうですが、地下茎だけではなくって、葉や茎はもちろんのこと、花(写真左・参照)までも食べられるんですって、へ~え。 (‘_’)
・・・そしてワサビといえば、何と言ってもイメージされるのは「わさび田」ですよね。
ワサビって何となく、私は清流の中だけでしか育たないかと思っていたんですが、これは水ワサビと呼ばれている種類であり(!)
その他にも、「畑ワサビ」(写真右・参照)なる種類もあるそうですが、比べてみますとやっぱり、水ワサビの方が畑ワサビよりも美味しい(!)・・・のだそうですね。
・・・ただ畑ワサビは、どこででも栽培が出来ます!
なので、それで昨今は割合に・・・スーパーでもワサビさん、よく見掛けるようになったのでしょうか。
さてワサビさん、ご存知の通りにその特徴はといえば、何と言っても、あのツンとくる辛み成分です★
「アブラナ科の植物が多く持っている」という、からし油配糖体の一種。
シニグリンという物質なんですが、これが摺り下ろすという行為で、酵素の働きを受けて辛くなるんだそうです。
またワサビには、強い殺菌力があります。
ですから、直食中毒予防にもなるんですね。 (゜_゜ )
・・・またワサビには、食欲増進効果もあるんだそうですが、こちらの方は何しろ・・・刺激がとにかく強いので、胃の悪い人はあまり摂らないように・・・ともあります。
抗菌作用に、抗虫効果までもあるようで、魚貝類の寄生虫の抑制にも役立ちます。
・・・お刺身にワサビをつけるって、本当に理にかなっているんですねぇ。
その他にも、ガン予防効果があるとか、血栓予防にも良いなどありますが、そもそも・・・そう多量に摂るモノではないとは思いますが、探せばそんな効果にも結びつくようです♡
勇気を出して生ワサビを1本買って来ても、お刺身やお寿司を食べる時に使うだけでは、けっこうに余ってしまいますよね★
・・・そんな時には、こんな思い切った使い方、楽しみ方をしてはいかがでしょうか。
今回は「ワサビの香りを一番に考え」て、色目の良いトマトをざく切りにして、食べるドレッシング風に仕立てて、思い切って上から生ワサビを思うぞんぶん、擦り下ろしてみました♡
・・・何しろ、ワサビの風味やら辛味というのは、揮発性のものが多いそうですから(!)
ですから今回は、食べる直前に・・・上からお好みの量を、ここぞとばかりに摺り下ろす処がポイントですっ!
白身魚のお刺身にもあいますが、生野菜はもちろん、おひたしにも合います!
・・・せっかくの、時期の(けっこうに値も張る★)生ワサビです!
美味しい内に使い切ってみることに挑戦してみませんか?
勇気を出して買って来た、今だけがチャンスです♡ \(^_^)/
<2018.5.14更新>