<水無月のお膳>
うっとうしい梅雨空を眺めながら、この時期の雨が大事(!)とは・・・知りながら。
足下のぬかるみ、手放せない傘、なめくじにカタツムリ、そして咲き誇る紫陽花の花、
雨の隙間を縫って、田んぼのあぜ道を通り、草取りにゆだんなく気を配る時節です。
ジメジメと湿気が立ち上るかと思ったら、中には差し込むような太陽の1日も有ります。
・・・気が重いけれどもまた、1日1日を乗り切っていく毎日の自分に・・・ご褒美です。
6月のお膳は、ようやくに遅い時節の田植えが終り、その直来のお膳を意識してみましたっ。
冷たい雨がもたらす、梅雨寒・・・に効きそうな時節のショウガ飯♡
滋養強壮に効果のある、とろろ汁を中心に、ちょっぴりゼイタクに・・・粒山椒の利いた鮎の有馬煮がパンチをプラス。
タコの酢漬けが色鮮やかに、時期のインゲンも彩りを添えます。
・・・しっぽりと濡れた時節に、青、赤、色鮮やかな感のある、何やらスッキリとしたお膳に仕上がりました♡
(^_^)/
<<文責・山野 亜紀(女 邦史朗)>>