もはやお金を求める時代ではないと思います。
なぜなら、心の豊かさをもたらしてくれるものはお金ではないと多くの人が気づき始めているからです。
調査では人が幸せを感じるのは”人間関係の充実”からが70%ということです。
夫婦や恋人、友人、職場の人間関係、地域の人間関係など。
でも、人はなぜお金が幸せをもたらすと直結してしまうのでしょうか?
それは安定欲求が強いのからだと思います。
肉体を持っているから、自己保存の欲求が働きます。
だからこそ、安心して生きていける状況を求める。
しかし、そこには、本当の幸せはありません。
そこにあるのは安定だけです。
また、食事とお金は同じように例えることができます。
食事は腹八分目だと健康に良いと言われていますよね。
お金も腹八分目が良いのです。少し足りないくらいの方が幸せなのです。
あなたの幼いことを思い出してください。
欲しいものがあると、そのことばかり考えていたときはありませんでしたか?
考えていた時間は、とても幸せな時間だったと思います。
すぐに手に入るものは、一瞬の幸せしか手に入りません。
手に入るとその幸福感はあっという間に減少していきます。
グラフに例えてみましょう。欲しいと思って、想像しているときが幸せ曲線が上昇していき、購入する直前がマックスになります。
その後は、あっという間に減少という曲線です。
富裕層に自殺者が多いのは、決してお金が幸せをもたらしてないことが分かります。
中には、お金を追い求めた代償として、人間関係が希薄になり、心の充足感がなくなり、孤独になってしまったのでしょう。
新しい物を買うときは、幸せを感じますが、今ある物を大切に感じ、そして使うという幸せの方が、ずっと続く幸せだと思います。
人にも同じことが言えます。
今、あなたの周りにいる家族や友人、仕事仲間などを大切に育むことが、ずっと続く幸せではないでしょうか?あなたの心がいつも幸せでありますように・・・。
ヒデ侍